徳野ブログ
人によって違う「いつものこと」
数年前、身近な人が心臓の手術を受けることとなり大きな病院にお世話になりました。手術前日、執刀医含め3名の医師から手術の説明がありましたが、その最中、説明している執刀医の横で別の医師が居眠りをしていました。
ちょっとビックリしましたが、この医師にとってはそれほど 「いつものこと」 なんやろうな、と想像しまして、かえって安心しました。(もちろん、不謹慎とも感じましたが)。翌日の手術は無事成功です。
弊社では毎月、決算作業をしています。
3月6月9月12月を決算月としているお客様が多いですが、1月や7月など、他の月を決算月としておられるお客様も多くいらっしゃいます。
お客様にとっては年に1度のことですが私たちにとっては「いつものこと」です。
いつものことだからこそ、税制にも精通しますし作業者としても熟練します。
お客様とは年間の関与を通して数字を共有しますし、利益水準や納税額についても予想値をお伝えした上で決算書をまとめていますので、ほぼ予定通りの決算書となります。
とはいえ、お客様にとっては年に1度のことです。
わたしたちも、年に1度の決算書であるということを改めて認識・意識した上で、お仕事させていただくことが大事やな、と居眠りドクターを見て感じた次第です。