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NHK大河ドラマ 『真田丸』と『城塞』
2016年 3月 1日
今年平成28年1月から堺雅人主演の大河ドラマ 『真田丸』が始まっています。
放送開始から、内容もおおむね好評のようで、真田幸村の父親、
草刈正雄の演じる天才策略家である真田昌幸も、
弱音を吐いたり、天然を装ったり、味方を欺いたりと、非常に魅力的に描かれています。
徳川の大軍を二度も打ち破った真田一族ですが、
クライマックスはなんと言っても、大阪冬の陣、夏の陣です。
大阪城に籠る豊臣方は、徳川家康から言いがかりをつけられ、開戦せざるを得ない状況におとしいれられます。
旧豊臣家の家臣達も、圧倒的に不利な状況の為、誰も味方につきません。
そんな中、真田幸村は大阪城に入城して、豊臣方につき、獅子奮迅の活躍をみせます。
真田幸村の活躍は、『日本一のつわもの』と称されています。
その大阪城の平野口に真田幸村が築いた出城の名称が大河ドラマのタイトルでもある『真田丸』です。
そして、その大阪城の開戦の経緯から、大阪の陣で散っていくまでを描いたのが、
司馬遼太郎の『城塞』です。
司馬遼太郎の戦国4部作の最後の作品で、上・中・下巻の3巻の大作ですが、
大河ドラマの先が気になるという方に是非おススメの一冊です。
小林