確定申告相談会にて
東大阪から北へ事務所を移転して初めての申告相談会に行ってきました。
JR北新地駅の東側広場をパーテーションで区切った会場での相談会でした。東大阪では期間中まる3日間担当したのですが、北では1日だけ。
忙しい時期だけに助かります。
場所はココ↓北新地での相談会だからといって、キレイなホステスのお姉さんが来てくれるわけではなく、 サラリーマンや年金受給者の方々ばかりです。
http://www.nta.go.jp/osaka/kohyo/press/hodo/hodo_19/kakutei/6_soudan.htm
土日もやっている日もあるそうです。
税理士会では、ここ数年、「自書」にこだわった指導をするようになり、基本的に我々税理士は、書き方をお教えするだけにとどめ、また、 できるだけ会場備え付けのパソコンで作成するように、という方針です。
かつては、対面でお一人お一人に税理士が対応していただけに、方針切替当初は、「こんなややこしいもん、年寄にわかるわけないやん。
書いてよ~」とお叱りをいただくことも多かったのですが、頼っていただいていたのは幸せだったのかも。
今年は、会場に入るなり、我々税理士には目もくれず、 バイトの人のところへ直行してパソコンで作成する方が随分多くなったように感じました。バイトの子をつかまえていろいろ聞いていたのですが、 操作研修はわずか2日だそうです。中には税理士や会計士志望の人もいるものの、大半の人が単なる短期のバイトとして来ているそうです。 決まった資料の決まったところに記載されている数字を、ソフト上の決まった場所に入力するだけで申告書が出来てしまうわけですから、 簡単なわけです。
年金や医療費控除の申告では、すでに税理士不要というわけです。相談会の1日としては、楽をさせてもらったわけですが、 申告代行以外のサービスの充実の必要性を強く感じた1日となりました。