消費税の課税事業者とは?
消費税の課税事業者であれば、利益が出ていなくても毎年「消費税」を納める必要があります。
金額も決して少なくないことが多く、課税事業者にとっては、負担の大きい税金です。
そもそも、この「消費税の課税事業者」とは、どのようにして判定されるのでしょうか?
これを簡単にまとめてみました。
1.課税事業者 → 基準期間の課税売上高が、1,000万円を超える法人・個人事業者
基準期間 法人:その年度の前々事業年度/個人事業者:前々年
<例>20年3月期 決算法人 18年3月期の課税売上高が1,000万超の場合は
課税事業者となります。
◆ポイント 新設法人は、設立後2年間は課税事業者とならない。
(基準期間ナシ⇒基準期間の課税売上高ナシ)
※ 事業年度開始時の資本金の額が1,000万円以上の法人は、
基準期間が 無くても設立初年度より課税事業者となります。
2.課税売上高 → 原則、税抜きの金額で判定します。
◆ポイント 基準期間において免税事業者の場合は、税込の金額で判定します。