平成20年度 税制改正大綱が公表されました!
12月13日に、自民党税制調査会より、『平成20年度 税制改正大綱』
が公表されました。今回は、その一部を紹介します。
詳細は追ってお知らせいたします。
1.電子納税の新たな納付手段の創設
“e-Tax”と“金融機関”のシステムを介し、指定口座から納税が完了する収納方式の創設。
⇒平成21年9月1日から、インターネットバンキングを使わずに、即時に納税が完了できるようになり、
リアルタイムでの資金決済(即日決済)を可能にする。
2.証券税制関連(上場株式譲渡、上場株式配当)
★上場株式譲渡所得への税率の変更・・・
平成21年1月1日以後→20% 【現行の10%軽減税率は、20年12月31日で廃止】
※但し、平成21年1月1日~平成22年12月31日の2年間は、譲渡益500万以下の部分は10%の軽減税率が適用される。
★上場株式の配当所得への税率変更・・・
平成21年1月1日以後→20% 【現行の10%軽減税率は、20年12月31日で廃止】
3.『土地の売買にかかる登録免許税の特例措置』の延長
土地の売買による所有権の移転登記に対する登録免許税の税率の軽減措置
(本則20/1000)
軽減税率 ① 現在 ~21年3月31日迄 10/1000
②平成21年4月1日~22年3月31日迄 13/
1000
③平成22年4月1日~23年3月31日迄 15/
1000 ←左記のように、段階的に引き上げられていきます。