第十三回 「税金」雑学王
◆税金クイズ
世界で初めて「所得税」の制度ができたのは、
どこの国でしょうか?
① フランス ② イタリア ③ イギリス ④ 日本
答えはこのコーナーの一番下にあります。
◆平成18年度の査察事績
東京、大阪、名古屋の各国税局は、6月、平成18年の査察事績を
公表しました。以下、公表されたものです。
地域 | 着手 件数 | 処理 件数 | 告発数 | 脱税額 | |||||
東京 | 77件 | 74件 | 52件 | 100億 | |||||
大阪 | 46件 | 47件 | 34件 | 85億 | |||||
名古屋 | 28件 | 27件 | 21件 | 27億 |
※この3国税局の脱税額の合計額は約212億円です。
(全国ベースの脱税額は300億円)
この3国税局で、全国ベースの脱税額の約7割近くを占めています。起業数等の割合から考えると、どの数字も大阪は多いですね。
◆「尊敬語」と「謙譲語」
日本語には、「丁寧語」、「尊敬語」、「謙譲語」というように、敬語が3種類も存在します。中でも、「尊敬語」(相手を敬った言葉)
と「謙譲語」(自らをへりくだって言う言葉)の使い分けはむずかしいですよね。そこで、私もよく間違うのですが、
誤りやすい語句を紹介してみます。
※以下
●一般形/尊敬語/謙譲語の順番に載せました。
●見る/ご覧になる/拝見する ●聞く/お聞きになる/伺う
●する/なさる/いたす ●来る/いらっしゃる/参る
●思う/思われる/存じる ●与える/くださる/あげる
日本語ってホント難しいですよね・・・。
[◆参考文献:『あたりまえだけどなかなかできない 仕事のルール』
浜口直太 明日香出版社
【第十二回税金雑学クイズの答え】
A.③イギリス
1799年、ナポレオン戦争の戦費調達のため、イギリスで導入されました。
ちなみに、日本は1887年(明治20年)
導入です。